深爪の話
お家で爪切りをしたことはありますか?
深爪をして血が止まらない!なんて経験はありませんか?
深爪をした時は、まず止血をしましょう。
あわてず、清潔なガーゼやコットンなどで、出血部位を2〜3分程度しっかりと押さえ圧迫止血をしてください。
爪切りに不慣れな場合や黒い爪(白い爪の場合は血管と神経がピンク色に透けて見える)の場合などは、あらかじめ専用の止血剤(病院でも取り扱っています)の用意や、病院の診療時間帯に行い、いざというときにそなえるのも良いかと思います。
そして、出血が止まらない場合は、出血部位とその爪の根元部分を圧迫して病院へ受診してください。
月に1回、爪の長さをチェックしましょう。
伸びすぎた長い爪はとても危険です。
物に引っかかり生爪をはがしたり、巻き爪が肉球に食い込んでしまうこともあります。特に前足の親指の爪は削れにくく、また目立たない部位にあるため、要注意です。
また、ワンちゃん、ネコちゃんの爪はヒトと違って血管や神経も一緒に伸びてしまうので、長く伸びればその分出血もしやすくなります。定期的に爪の長さをチェックし、こまめに爪切りを行いましょう。
自宅での爪切りが困難な場合、不安な場合は、無理せず動物病院やトリミングサロンなどで切ってもらいましょう。
クレッセ動物病院